
近年、日本のラーメン店出店が激しい忠孝東路を中心とした東区エリア。
その中でも早くから出店していた「屯京拉麺(屯ちん)」へ行ってきました。
この屯京拉麺は、東京池袋などに出店している「屯ちん」。
屯ちんは1992年、池袋にて創業。池袋の屯ちんは私も一度行ったことがあります。
大盛(2玉)・中盛(1.5玉)でも並盛と同一価格で提供するなど、サービスも満点。従業員の応対もしっかりしていました。
そんな屯ちんの台湾店は、店名が「屯京拉麺」。
「屯京」の中国語発音は「トンジン(tunjing)」で、「とんちん」に通じるのと、東京の中国語発音「トンジン(tongjing)」に近いこともあって屯ちんの「ちん」の字を”京”にしたのかな?
この台北の屯京拉麺は2011年9月10日にオープン以来、多くのお客さんで賑わっているようです。
普段は混んでるらしいけど、私が訪れた時はズボンの裾も濡れまくりのどしゃぶりの雨が降ってまして、そのおかげか訪れる客も少なく、カウンター席はガラガラでした。
カウンターの端っこに座って、メニュー拝見。

店の隅っこには、日本国内で販売されてきた屯ちんのカップ麺が飾られていました。

メニューです。
ちょっとわかりにくいけど、メニュー左上は「東京豚骨マル得入りラーメン(260元)」(基本の東京豚骨ラーメンは180元)。メニュー左下は「魚豚チャーシューメン(280元)」(基本の魚豚ラーメンは210元)
オーダー時に、麺の量を中国語で聞かれます。
大盛りなら「大碗(ターワン)」、中盛りなら「中碗(チョンワン)」で。
私は連食中だったので「普通(プートン)」で注文〜。

東京豚骨ラーメンを注文(180元)。
麺は池袋の店と同じ中太ちぢれ麺。背脂が結構入ってるんでゴテッとしてるかと思ったが、スープ自体は癖のないシンプルな味わい。というか、ちょっと物足りないかな。台湾人にはちょうどいいかもしれないけど。いや、それでも濃いと言うのかも…。
しかし周りのテーブル客見てるとラーメン単品だけでなく、唐揚げ、ポテトフライ、石焼チャーハンなどサイドメニューを注文しまくり。日本の屯ちんでサイドメニューってイメージ無いもんでびっくりです。
やっぱり台湾と日本では客のニーズが違っていて、こちらの台湾の屯ちんは台湾のスタイルに合わせているんだなぁと実感しました。それは他の日本から進出したお店も同じ。
それと開店当初は必要だったサービス料(服務費)が撤廃されていました。
そのかわり160元だった東京豚骨ラーメンは180元というように、各メニュー20〜30元値上げされています。
お店のデータ
【店名】屯京拉麺(屯ちん)
【所在】台北市大安区敦化南路1段187巷36號 Google地図
【電話】02-2731-7897
【営業】11:00〜22:30(LO)
【定休】無休
【座席】カウンター席、テーブル席
【喫煙】禁煙
【車いす】入口まで数段の階段あり要介助
【最寄り駅】MRT板南線忠孝敦化駅1番出口を出て忠孝東路を東へ、SPIRITの赤い看板の店のある交差点を左に曲がり、通り(忠孝東路四段181巷)を北進。2つ目の通り(敦化南路一段187巷)を右に曲がって少し歩くと右手に店があります。忠孝敦化駅1番出口から約200mで徒歩3分程度。
【最寄りバス停】「捷運忠孝敦化」バス停下車
【その他】